ホリスティック医学

講師
帯津三敬病院名誉院長・日本ホリスティック医学協会会長
帯津 良一 氏

1. 代替療法
2. 統合医学
3. 場：身体とエネルギー場の統合
4. 直観：エビデンスと直観の統合、EBMとNBMの統合
5. 旅情医師は不足しているか

代替療法の台頭から統合医学へと向う世界の潮流は抗い難いものとなってきました。しかし、まだまだ時間はかかりそうです。時間がかかっても、統合医学が成就されたとき、その先にホリスティック医学が姿を現わすことはまちがいありません。

ホリスティック医学とは人間まるごとをそっくりそのままとらえる医学ですが、その基本概念ともいうべき、場、直観、旅情について語ってみたいと思います。

[ホリスティック（HOLISTIC）の語源]

ギリシャ語のHOLOS「ホロス」（全体）を意味する言葉に由来し、HOLE（全体の）、HOLLY（神聖な）、HEAL（癒す）、HEALTH（健康）などを意味する。

[ホリスティック医学の定義]

1. ホリスティック（全的）な健康観に立脚する
2. 自然治癒力を癒しの原点におく
3. 患者が自ら癒し、治療者は援助する
4. 様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行う
5. 病の深い意味に気づき自己実現をめざす

多数のご参加をお待ちしております。