米国ビデオ・ビジネスの動向とブロードバンド政策

＜特別講演の概要＞
2010年4月21日、連邦通信委員会はブロードバンド時代のビデオ・ビジネスに関する意見募集を開始し、全米ブロードバンド計画に予告されていたAll Video（俗称AllVid）政策がいよいよ動き出した。これはブロードバンド放送（OTT-V）と既存放送網の融合を目指す政策だ。今回は米国政府が目指す新政策を柱に、米国の放送業界およびネット･ビデオ業界の動きを追ってみたい。

講師
ITジャーナリスト（在米）
小池 良次 氏

Part1．米国の放送業界およびネット業界の概況

• CATV業界
• 衛星放送業界
• IPTV業界

Part2．視聴者が増え続けるOTT-V（Over-the-top Video）

• 第1世代OTT-V
• Google TV（第2世代OTT-V）は成功するか

Part3．OTT-Vに対する既存放送業界の動き

• CATV、IPTVのOTT-Vに対する取り組み
• 大手テレビ局の対応

Part4．連邦通信委員会が進めるAllVid政策

• ケーブル業界の端末開放（CableCARD）
• ブロードバンドは放送と通信の基本プラットフォーム

講師・参加者の情報交換会

米国のインターネット、通信業界を専門とするジャーナリスト／リサーチャー。「米国ITリポート（日本経済新聞電子版）」「映像新聞」「ウイズダム」などで連載を持つほか、インターネット白書、ケータイ白書、などに特別レポート多数。各種技術動向調査レポートも執筆。サンフランシスコ郊外在住。早稲田大学非常勤講師、早大IT戦略研究所客員研究員、国際大学グローコム・フェロー。

主著：「電子小売店経営戦略」、「第二世代B2B」、「クラウド」（いずれもインプレス社刊）

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