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厚生労働省の保健統計、疫学調査の概説と「社会医療診療行為別調査」の利用法
講座概要
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講座詳細
14:00〜16:45(質疑応答を含む)
【講演】
厚生労働省の保健統計、疫学調査の概説と「社会医療診療行為別調査」の利用法
講師
昭和大学医学部 公衆衛生学教室
教授 川口 毅 先生
昭和大学医学部 公衆衛生学教室
教授 川口 毅 先生
- 保健統計の必要性
- 傷病統計の種類、傷病量の把握方法
- 各種の保健・医療・福祉統計の利点と欠点
- 疫学調査の概要
- 「社会医療診療行為別調査」の利用法
主な内容
- 厚生労働省の保健統計の概説
- 保健統計の必要性
(1) 最近の我が国における保健・医療・福祉の変革
(2) 社会的背景
(3) 医療経済評価 - 傷病の定義と範囲
(1) 定義
(2) 各定義の欠点
(3) 具体的な問題点 - 我が国で行われている傷病統計の種類
(1) 統計の種類
(2) 地域別観察時の注意点
(3) 特定疾患に対する統計 - 各種の保健・医療・福祉統計の利点・欠点
(1) 人口動態統計
(2) 患者調査
(3) 国民健康保険疾病分類統計
(4) 国民生活基礎調査
(5) 地域保健・老人保健事業報告
(6) 介護サービス施設・事業所調査
(7) 食中毒統計
(8) 感染症サーベイランス
(9) 医療施設調査・病院報告
- 保健統計の必要性
- 社会医療診療行為別調査の利用法
- 調査目的
- 分析方法
- 調査客体
- 利用上の注意
- 問題点
テキスト目次
第1章 | 厚生労働省の保健統計の概説 |
I |
保健統計の必要性 |
II |
傷病の定義と範囲 |
III |
我が国で行なわれている傷病統計の種類 |
IV |
傷病量の把握方法 |
V |
各種の保健・医療・福祉統計の利点・欠点 |
第2章 | 社会医療診療行為別調査の利用法 |
第3章 | 患者調査の理解と活用 |
第4章 | 「国民健康・栄養調査」の理解と活用 |
第5章 | 既存資料による地域診断 |
第6章 | 疫学 |
【付属資料】 |
内容見本
第1章 厚生労働省の保健統計の概説
I 厚生労働省の保健統計の概説
製薬関係の方々にとって保健統計が必要な理由は、例えば新薬の開発や発売にあたってマーケティングリサーチや開発の是非・方針決定のための資料として、全国あるいは地域のその薬の治療対象となる疾病の頻度や分布・・・
II 傷病の定義と範囲
傷病とは疾病と負傷のことである。厚生労働省は、現在、国民の疾病と負傷の状況を把握するため、患者調査と国民生活基礎調査を行なっている。これらの傷病統計は、全国または地域における傷病量を把握するだけでなく・・・
参加方法
本回の患者・疫学調査研究会 厚生統計講座は無事終了いたしました。多数のご参加をいただき、誠にありがとうございました。
次回以降の開催予定につきましては、最新年度のスケジュールをご確認ください。