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業務用テレビ会議/Web会議システムの市場動向と将来予測がまとまりました
国内テレビ会議システム市場は2013年には675億円、2018年は1、956億円に
テレビ会議(専用端末タイプ)はHD化が進み、2009年60%、2012年96%がHD化
国内市場のシェアトップは、テレビ会議がポリコム社、Web会議がブイキューブ社
市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都台東区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、業務用テレビ会議システム市場の動向調査を実施し、このほど、その結果をまとめました。
テレビ会議市場は、2002年からWeb会議の参入企業が増加し、ユーザーは用途に応じて、テレビ会議専用端末タイプ・Web会議(SIタイプ/ASPサービス)・音声会議と、使い分けるようになり、どのタイプも増加してきています。
シード・プランニングでは2003年から毎年、テレビ会議(専用端末タイプ)/Web会議(SIタイプ/ASPタイプ)/音声会議(端末/音声会議サービス)の調査を行っており、6回目の調査となる今回は、日本国内で業務用テレビ会議/Web会議/音声会議システムを製造するメーカー、それらを販売するベンダー企業を調査し、世界市場と日本市場の現状と将来展望についてまとめました。
調査結果の詳細は「2009年版 テレビ会議/Web会議の最新市場動向〜映像・音声コミュニケーションのHD/テレプレゼンス動向〜」(2009年3月20日発刊)として販売しております。
本調査の結果のポイントは以下の通りです。
国内テレビ会議システム市場は2013年には675億円、2018年は1、956億円に
2006年の国内市場は209億円、テレビ会議(専用端末タイプ)と音声会議サービスで76%を占める。 Web会議は全体の12%であったが、将来的には2013年で32%、2018年では全体の56%になると見込まれ、2012年にはWeb会議が専用端末タイプのテレビ会議とほぼ同じ市場規模になると予測される。 テレビ会議システム市場は、2008年の315億円から2013年675億円に、2018年には1,956億円になると予想される。
テレビ会議(専用端末タイプ)はHD化が進み、2009年60%、2012年96%がHD化
国内のテレビ会議(専用端末タイプ)のHD化は2006年から増加している。理由としては、上位メーカーのポリコム、タンバーグ、ソニー、日立ハイテクノロジーズがSDタイプから価格の高いHDタイプに製品をシフトしており、2009年には販売台数の半数がHDタイプになり、2012年には100%近くになる。
国内市場のシェアトップは、テレビ会議がポリコム社、Web会議がブイキューブ社
【テレビ会議システム(専用端末タイプ)のメーカーシェア】
世界のメーカーシェアでは台数ではポリコム社が、金額ではタンバーグ社が1位である。一方、日本市場はポリコム社が台数、金額ともシェア1位である。しかし2008年からHDタイプでその他の日立ハイテクノロジーズのシェアの伸びが大きい。
【Web会議におけるSiタイプとASPタイプとの動向】
国内市場でのSIタイプとASPタイプの動向を見ると、売上金額で2008年ではSIタイプ約70%に対し、ASPタイプ約30%と徐々に広がりつつある。また、導入社数では2008年ASPが61%でSIが40%と売上金SIタイプの合計売上金額では、NTTアイティを抜いて、ブイキューブが初めてトップになった。
<調査概要>
- 調査対象品目
- テレビ会議(専用端末タイプ)、Web会議(ASPタイプ/SIタイプ)、音声会議(端末、音声サービス)、MCU(多地点接続装置)
- 調査内容
- 各社の現在の取扱商品、サービス、テレビ会議への取り組み、市場性、ユーザー動向、それに将来展望に対する見方をまとめた。
- 調査対象企業
- 日本国内で業務用テレビ会議/Web会議/音声会議メーカー、それらを販売するベンダー企業81社。
調査・取材した企業のうち62社については個票を掲載した。 - 調査方法
- 訪問調査及びオープンデータ
- 調査期間
- 2008年11月〜2009年3月
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