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「家庭用3Dテレビと3D対応機器の市場動向と普及予測」がまとまりました。
2010年の3Dテレビの世界市場規模は240万台
2015年のテレビ出荷台数(単年度)に占める3Dテレビの割合は、
世界では、約21%の5,000万台。日本では、約26%の420万台
市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都台東区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、家庭用3Dテレビと3D対応機器の市場動向と普及予測に関する調査を行い、このほど、調査結果をまとめました。
3Dは、映画「アバター」の成功で一躍脚光を浴びました。この3Dシネマブームの流れに平行してテレビメーカー・エレクトロニクス・ソフトメーカーは家庭用3Dテレビ及び3D関連製品(3Dメガネ、3Dブルーレイ・ディスク、業務用カメラ、2D⇒3D変換ソフト、3Dデジカメ、3Dデジタルフォトフレーム等)の開発・発売に一斉に向かいました。特に日本のパナソニック、ソニー、韓国のサムスン電子、LG電子は2010年に入り家庭用3Dテレビ製品の発表を相次いで行い、2010年は3Dテレビ元年になるとも言われています。
テレビとブルーレイに付加価値をもたらす3Dは家庭用AV機器市場で注目されています。
本調査では、3Dビジネスに取組む3Dテレビ関連企業、3Dコンテンツに関連する企業、映画関連企業を中心に調査を行い、現状を分析するとともに、今後のデジタルシネマ、3Dシネマビジネスから家庭用3Dテレビに関する発展動向をまとめました。また、日本及び世界の2015年までのデジタルシネマ、3Dシネマ、3Dテレビ、3Dメガネの市場規模予測も行いました。
本調査結果の詳細は、調査研究レポート『2010年版 家庭用3Dテレビと3D対応機器の市場動向と普及予測』(価格:199,500円〔税込〕、2010年3月29日発刊)として販売しております。
調査結果のポイントは以下の通りです
2010年の3Dテレビの世界市場規模は240万台
主要4社((パナソニック、ソニー、サムスン電子、LG電子)とその他メーカーの2010年度の3Dテレビ市場販売目標の合計は約700万台になる。
各社の目標は年度(2010年4月〜2011年3月)の目標であるので、暦年換算すると商品投入期間は9カ月で年間の4分の3となることと、2010年はまだ3Dコンテンツも少なく、各社の販売目標の4割弱達成されたとして、世界の3Dテレビの2010年(暦年)は約240台の市場規模と予測される。
2015年のテレビ出荷台数(単年度)に占める3Dテレビの割合は、 世界では、約21%の5,000万台。日本では、約26%の420万台
世界の3Dテレビの市場は2010年から立ち上がる。40型以上のテレビから3D化が進み、2010年には800万台、2015年には5,000万台になり、年間出荷量の約2割になると予想される。
国内の3Dテレビの普及はパナソニック、ソニーが市場を牽引して、世界に比べて3Dテレビの普及が早い。市場拡大し、2011年には100万台を突破し、2015年に420万台が見込まれ、テレビ全体の26%に達する。メーカーとユーザーは3Dテレビの1機能として3D機能との認識が高まる。実際に3Dコンテンツを視聴するかは、魅力ある3Dコンテンツによる。
<調査概要>
- 調査対象
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- テレビ・パネルメーカー
LG電子、サムスン電子、シャープ、ソニー、東芝、パナソニック、三菱電機 - その他企業
有沢製作所、スカパーJSAT、ドルビー、ニューサイトジャパン、富士フイルム、RealD - 3D団体、3Dハード・3Dコンテンツ関連有識者
- テレビ・パネルメーカー
- 調査方法
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関連事業者への直接面接ヒアリング、電話ヒアリング、有識者ヒアリング、
オープンデータの収集・分析 - 調査期間
- 2009年11月〜2010年3月
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