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太陽光発電 既存ユーザー調査結果がまとまりました。
既存ユーザーの
• 購入目的は、①電気代の削減、②売電収入期待、③環境への貢献。
• 購入後の満足度は90%を超える。
• 購入時の心配事は、①初期投資額の大きさ、②故障、③電気代削減できるか。
• 購入者の半数は心配事を残しながらも購入に踏み切っている。
その理由は「将来的な期待をこめて」「少なくとも環境に貢献できる」など。
市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都台東区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、太陽光発電システムを導入している「既存ユーザー」に対して調査を行い、このほど、調査結果をまとめました。
3月11日の東日本大震災、それに伴う電力事情の影響で、改めて太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーに注目が集まっています。
また、太陽光発電システムの市場拡大に伴い、情報提供や販売方法も多様化し、インターネット上での情報提供や無料見積りサービスが増加する一方、訪問販売やイベントなどによる販売促進活動も活発に行われており、太陽光発電システムを購入するユーザーと販売事業者をつなぐチャネルは多様化してきています。
このような環境の中で、既に太陽光発電システムを購入した人々はどのような理由で製品や販売店を選んでいるのでしょうか。
本調査は、太陽光発電システムを既に購入している300人を対象にインターネット調査を行い、「どのような理由で製品や販売店を選んでいるのか、購入後の満足度」などについて尋ねました。
本調査結果の詳細は、調査研究レポート「太陽光発電 『選ぶ理由』アンケート −既築住宅編−」(価格:160,000円+消費税、2011年8月5日発刊)として販売しております。
調査結果のポイントは以下の通りです。
調査結果のポイント
- 既存ユーザーの購入目的は、①電気代の削減、②売電収入期待、③環境への貢献。
- 購入後の満足度は90%を超える。
太陽光発電システム既存ユーザー300人に対して、購入目的を1位から3位まで尋ね、1位には3ポイント、2位には2ポイント、3位には1ポイントを付与して集計した。
この結果、経済的効果を期待しての導入が圧倒的に多く、「電気代の削減」が679ポイントで1位、2位が「売電収入期待」382ポイントとなった。
また、購入後の満足度は高く、「非常に満足」と「まあまあ満足」と答えた人は90%を超える。満足の理由は、当初の想定どおり稼働し「電気代が安くなったから」「想定どおり発電・売電しているから」。
- 購入時の心配事は、①初期投資額の大きさ、②故障、③電気代削減できるか。
- 購入者の半数は心配事を残しながらも購入に踏み切っている。
その理由は「将来的な期待をこめて」「少なくとも環境に貢献できる」など。
既存ユーザー300人が購入に際して心配した事のトップ3は、初期投資額が大きいこと(=回収できるか?)、故障の心配、電気代が削減できるかであった。
これらの心配事は、約半数が、「販売店に質問・相談して」「自分で情報収集をして」解消しているが、残りの半数は心配事を残しながら購入に踏み切っている。
心配事を残しながらも購入した理由は以下の通り(自由回答)。
調査概要
- 調査対象
-
2009年〜2010年度に既築住宅に導入したユーザー300名
内訳:下記メーカー購入者 各50名
(シャープ・京セラ・三洋電機・三菱電機・サンテックパワー・その他) - 調査内容
- 購入決定までにどのような経路をたどったか/購入決定要因は営業力か?製品力か/メーカー名や公開されているスペック(変換効率、実際の発電量など)などはどの程度購買行動に影響するか/設置後の満足度と購買前の検討動向の相関は/どのようなプロフィールの人がどのような目的で、プロセスで、導入しているか。
- 調査方法
- Webアンケート調査
- 調査時期
- 2011 年6月
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