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携帯電話販売代理店の動向調査

2012/06/11

◆ 販売台数は、上位・有力30社中、上位10社が46%、有力20社が10%強を占める。
◆ 売上高は上位・有力30社合計2兆149億円。
  対前年比12.7%増加。
  ※ 携帯電話販売代理店上位・有力30社を集中分析

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、携帯電話販売代理店の現状及び将来動向を調査し、このほどその調査結果まとめました。

2011年度の携帯電話市場は、携帯電話・PHS・WiMAX加入数が、2011年度末で1億3,502万加入となり、人口普及率は106%となりました。
なかでも、スマートフォン販売が本格化し、スマートフォンの販売台数は2,260万台、携帯電話販売5,028万台に占める割合は45%になりました。2012年度のスマートフォン販売台数は2,940万台、携帯電話販売4,890万台に占める割合は60%、2013年にはスマートフォンの販売台数は3,300万台となり、携帯電話販売台数に占める割合は74%になると予測されます。

このような市場環境を踏まえ、本調査は、携帯電話販売代理店上位・有力30社を集中分析し、携帯販売台数、売上高、利益と利益率、及びキャリア別・地域別、販売チャネルの動向等の分析を行いました。

本調査結果の詳細は、調査研究レポート「2012年版 携帯電話販売代理店・全国/地域別流通の現状及び将来動向」(2012年6月4日発行、価格:190,000円+消費税)として販売しています。

本調査結果のポイントは以下の通りです。

調査のポイント

◆ 販売台数は、上位・有力30社中、上位10社が46%、有力20社が10%強を占める。

上位・有力30代理店の販売台数は、2011年度で上位10社が46%、それ以外の20社が10.4%を占めている。2012年度予想では、現在の枠組みによるものとすると、上位10社が49%、それ以外の20社が10%、その他が41%となると予想する。上位代理店によるM&Aの状況、また、一次代理店となる量販店の増加が変動の要因となる。

上位・有力30社販売台数推移

◆ 売上高は上位・有力30社合計2兆149億円、対前年比12.7%増加。

上位・有力30社は、携帯電話売上が対前年比12.7%増加の2兆149億円、営業利益が対前年比10.5%増加の579億円となった。
2012年度予想は、携帯電話売上高が4.2%増加の2兆1,033億円、営業利益が6.6%増加の617億円になると予測する。

上位・有力30社の携帯電話売上高/上位・有力30社の携帯電話営業利益

本調査の概要

◆ 調査対象
① 上位・有力30社
 [商社系]
  ティーガイア
  ITX
  ITCネットワーク
  兼松コミュニケーションズ
  丸紅テレコム
  TDモバイル
 [メーカー系]
  パナソニックテレコム
  NECモバイリング
  ダイヤモンドテレコム
  富士通パーソナルズ
 [その他全国系]
  光通信
  ベルパーク
  コスモネット
  ケンウッドジオビット
  OCモバイル
  テレニシ
 [地域系]
  フジデン
  ワイエスシー
  ラネット
  トーシン
  クロップス
  エスケーアイ
  ネプロジャパン
  日本テレホン
  京王ズホールディングス
  城山電子
  フジテレコムズ
  ハスコムモバイル
  東北テレメディア開発
  ハートランド

② 地域系販売代理店情報(62社)
  ※ 上位/有力30社以外の代理店情報

③ 量販店
  ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機、ケーズデンキ、エディオン、ノジマ、ベスト電器、ジョーシン
◆ 調査方法
① ヒアリング調査および信用機関データ(非上場企業)
② 各種公開データ整理
◆ 調査期間
2012年3月〜6月
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 杉本(すぎもと)・井口(いぐち)