市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング（本社：東京都文京区　梅田佳夫社長、以下シード・プランニング）は、このほど、「2012年版　中国における電子カルテ・医療情報システムの市場動向調査」を発刊いたしましたのでお知らせします。

　中国の医療情報システム市場は、日本と比べてまだまだ発展段階であり、技術や管理等様々な面で問題を抱えています。しかし電子カルテへの投資は、政府・病院・企業とも年々増えており、日本をはるかに上回る成長市場となっています。
　中国政府は2009年、医薬衛生体制改革に関する施策を発表し、2020年までに全国的規模で基礎医療衛生体制を整備するという目標を示しました。この目標を達成させるために、中国各地域の政府機関では3年間で8,500億元（10兆6,000億円）を投資する計画を立てており、中国政府が発表した医薬衛生体制改革の関連政策には、医療情報の電子化に関する具体的な政策も含まれています。
　政府が主導する医療情報の電子化は、単なる電子カルテの普及推進だけでなく、地域医療での情報共有化や電子処方箋の導入など、先進的なものに水準が高まりつつあります。日本でも成熟しつつある電子カルテやその周辺システムのノウハウが、中国でも活用できる可能性があるかもしれません。

　本レポートでは、日本との制度の違い、関連する政策・法令、実際の入札情報から分かる価格感、展示会情報など、中国での電子カルテビジネス展開を検討している企業様が最初に入手すると有効であると思われる情報を収集しました

　本書のポイントと概要は以下の通りです。

本書のポイント

◆ 中国における医療情報システム市場参入に必要な情報を網羅

◆ 中国における医療情報システムの市場動向を把握し、2016年までの市場規模を予測

◆ 参入企業、関連展示会、直近の入札情報を収録

◆ 掲載例

本書の概要

レポート名

2012年版　中国における電子カルテ・医療情報システムの市場動向調査

発刊日

2012年6月20日

体裁

A4 /161ページ

販売価格

95,000円+消費税

発行

株式会社シード・プランニング

掲載項目

第1章　中国の医療制度
　　　　　中国の医療機関の紹介／中国における医療機関の規模
第2章　中国の医療情報システム
　　　　　中国における医療情報の電子化／中国における病院情報システム／中国の電子カルテシステム
第3章　電子カルテに関する政策・法令
　　　　　情報政策・法令／電子カルテ関連の情報政策・法令に関する解釈
第4章　入札制度
　　　　　中国における入札参加申請、入札および落札／入札制度の関連法律／
　　　　　入札サイトの一例／電子カルテの公開入札情報
第5章　ベンダー企業分析および市場分析
　　　　　中国における医療情報化の市場／中国における電子カルテ開発企業の動向
第6章　各医療機関における導入状況
　　　　　電子カルテの実証実験対象病院における導入状況／対象外医療機関における導入状況／
　　　　　病院以外の医療機関における導入状況／各医療機関における電子カルテの応用代表例／
　　　　　個別病院における電子カルテシステムの応用レベル総合評価例／医療機関の多い地域
第7章　医療機器関連の展示会情報
　　　　　展示会サイトの代表例／2012年度医療機器業界における展示会の動向分析／
　　　　　展示会実施状況／電子カルテ関連展示会の実施状況