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調査レポート発刊のお知らせ

2013/12/09

介護システム市場の現状と将来展望
− 地域包括ケアを支える施設・訪問・在宅支援システム/ソリューション −
 [本書のポイント]
 ◆ 介護市場を取り巻く環境・制度動向を整理して掲載するとともに、
   2015年までの介護事業者支援システムの市場規模を予測。
 ◆ 全国230件の訪問介護事業所へのアンケート調査結果から、
   ✓ 在宅ケアを担う訪問看護事業者の現状・課題・IT導入・活用状況を分析
   ✓ 訪問・在宅、医療と介護の多施設・多職種連携に求められる支援システムと
     ICTネットワークの将来を俯瞰

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、このほど、「介護システム市場の現状と将来展望 −地域包括ケアを支える施設・訪問・在宅支援システム/ソリューション−」 を発刊いたしましたのでお知らせします。

社会の高齢化、要介護者の増加、入院日数短縮、そして施設介護から在宅ケアへのシフトなどを背景に、地域の医療機関、訪問看護事業者、介護事業者が情報共有・連携しながら、在宅の利用者・患者を支える「チームケア」が重要性を増しています。
在宅で看護と介護を一体的に提供する定額制・24時間対応の「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」もサービスが始まり、行政も全国約150ヵ所の地域で「在宅医療連携拠点事業」を選定するなど、地域の病院、診療所、調剤薬局、訪問看護・介護事業者が連携する「地域包括ケアシステム」の構築・実現に注力しています。

本書では、介護システム市場の最新の企業動向と市場動向を調査し、また、訪問看護事業者を対象に実施したアンケート調査の結果を踏まえ、今後の介護、訪問看護、地域包括ケアなどの業務を支えるシステム・サービス市場の現状を把握し、市場の将来展望を考察しました。

本書のポイント、掲載例、調査概要は以下の通りです。

本書のポイント

 ◆ 介護市場を取り巻く環境・制度動向を整理して掲載するとともに、
   2015年までの介護事業者支援システムの市場規模を予測。

 ◆ 全国230件の訪問介護事業所へのアンケート調査結果から、
   ✓ 在宅ケアを担う訪問看護事業者の現状・課題・IT導入・活用状況を分析
   ✓ 訪問・在宅、医療と介護の多施設・多職種連携に求められる支援システムと
     ICTネットワークの将来を俯瞰

• 本書での介護事業者支援システム(以下、介護システムと略)とは
「地域包括支援センター」、および介護サービスを提供する「居宅サービス事業所」や「施設サービス事業所」「地域密着型サービス事業所」などの介護施設の業務効率化を支援するシステムを指す。
主な機能には、利用者情報管理、介護保険・医療保険請求、国保連用ファイル作成、訪問予定表自動作成、訪問実績データ入力、各種帳票(計画書、報告書、利用票・別票、提供票など)作成機能などがある。

◆ 介護市場を取り巻く環境・制度動向を整理して掲載するとともに、
  2015年までの介護事業者支援システムの市場規模を予測。

本書での調査対象企業は以下の23社。

→ヒアリング調査 (11 事業者)
(株)穴吹カレッジサービス
いきいきメディケアサポート(株)
(株)エス・エム・エス、エヌ・デーソフトウェア(株)
(株)カナミックネットワーク
(株)カーネル
(株)コンダクト
セントワークス(株)
ネクストウェア(株)
富士通(株)
(株)ワイズマン

→文献調査 (12 事業者)
(株)アポロシステム
エムウィンソフト(株)
(株)ジャニス
(株)スリー・テン
ソフトブレーン(株)
都築電気(株)
(株)日本ケアコミュニケーションズ
(株)ビーシステム
(株)日立システムズ
(株)富士データシステム
(株)プラスワン
(株)ライフウェア

上記各社にヒアリング調査・文献調査を行った結果と公開情報から、介護市場を取り巻く環境・制度動向を整理して掲載した。

また、市場規模については、2012年の介護システム市場規模は282.6億円、2015年には336.2億円に拡大。2025〜2030年ころまで堅調な成長が継続すると予測した。

介護システム市場規模の推計・予測

 ◆ 全国230件の訪問介護事業所へのアンケート調査結果から、
   ✓ 在宅ケアを担う訪問看護事業者の現状・課題・IT導入・活用状況を分析
   ✓ 訪問・在宅、医療と介護の多施設・多職種連携に求められる支援システムと
     ICTネットワークの将来を俯瞰

[アンケート調査の実施概要]

• 調査対象
全国の訪問看護事業所(訪問看護ステーション)約4,000 件のリストを作成、うち2,000件を無作為抽出し、調査票を郵送、230 件の回答を回収。回収率は11.5%。

• 調査方法
郵送アンケート

• 実施期間
2013 年7〜9 月

• 質問概要
1)事業所の所在地
2)事業所の規模、職種別の人数
3)利用者数(実数、延べ人数)
4)訪問看護の依頼・紹介経路
5)保険区分による収入の内訳
6)訪問1 回あたりの所要時間内訳
7)新人看護師の教育・研修
8)多施設・多職種連携の状況、連携する職種、IT 活用状況
9)事業所のIT 導入状況
10)各種業務のシステム化の状況
11)導入システムのベンダー種類
12)IT システム・ソフトウェアの費用
13)システムの満足度と理由
14)今後のシステム導入意向
15)収入に占めるIT 投資の比率
16)システムへの要望


[調査結果の一部]

業務ごとのシステム化の比率

本書の概要

• レポート名
介護システム市場の現状と将来展望
−地域包括ケアを支える施設・訪問・在宅支援システム/ソリューション−
• 発刊日
2013年11月15日
• 体 裁
A4 /208ページ
• 販売価格
140,000円+消費税
• 発 行
株式会社シード・プランニング
• 掲載内容
調査概要

第1章 調査結果の要約
  総括/介護システムとは/市場規模の推計・予測/ヒアリング調査の結果/
  訪問看護事業者のアンケート結果/顧客ニーズと対応ソリューションの動向/
  市場環境・高齢者人口および介護保険サービスの統計データ

第2章 事例研究(ヒアリング調査の結果)…「本書のポイント」の項を参照ください。

第3章 事例研究(他の参入企業の動向)…「本書のポイント」の項を参照ください。

第4章 訪問看護事業者のアンケート結果
  アンケートの実施概要と回答事業所の属性/訪問看護ステーションの職員の状況/
  事業所の職種別人数/利用者の状況/訪問看護の依頼・紹介経路、保険区分による収入の内訳/
  訪問1回あたりの所要時間と内訳/新人看護師の教育・研修/多施設・多職種連携の状況/
  事業所のIT 導入状況/各種業務のIT化状況/導入するシステムのベンダー種類/
  IT システム・ソフトウェアの費用/使用するシステムの満足度/業務別システム導入意向/
  収入に占めるIT 投資の比率/システムへの要望/調査票
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 麻生(あそう)・米谷(こめたに)・西須(さいす)