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スマートフォン/タブレットの周辺機器・アクセサリー市場動向
スマートフォン/タブレットの周辺機器・アクセサリー市場は、
◆ 2013年(推定)1,637億円
✓ ケース、保護フィルム、モバイルバッテリーで8割を占める
✓ 流通チャネル別シェアは、家電量販店が最も高く約5割を占める
✓ メーカー別シェアは、上位4社が市場の5割強を占める
◆ 2018年には2013年の約1.9倍、3千億円を超える市場を形成する
市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、このほど、スマートフォン/タブレットの周辺機器・アクセサリーの市場動向調査を実施し、その結果をまとめました。
2008年iPhoneの登場以降、スマートフォンとタブレット端末の普及は急速に広がっています。それと共に専用ケースや画面保護フィルムなどアクセサリー市場が拡大しています。また、スマートフォンの使用シーンや使用時間、データ通信使用量の増加により、バッテリーの消耗がスマートフォンユーザーの課題となり、充電関連製品の需要が非常に増えています。さらに、健康管理アプリと連動するウェアラブル機器や仕事効率化に役に立つ周辺機器など多様な消費者ニーズに対応する製品が市場に展開されています。
周辺機器・アクセサリー市場は成長する市場であることで、様々な業界から参入事業者も非常に増えており、流通チャネルも多様化しています。初期の市場では、端末の購入先となる家電量販店やキャリアショップが主な販売チャネルになっていましたが、最近はスマートフォンアクセサリーだけを専門に取り扱うアクセサリー専門店など、流通チャネルが多様化するとともに、消費者ニーズもより細分化しつつあります。
本調査では、スマートフォン/タブレット周辺機器・アクセサリー市場の参入事業者を分類し、参入経緯や事業動向を分析するとともに、主要流通チャネルの動向、消費者の購買動向、今後のニーズについて分析し、市場の現状と今後を展望し、2018年までの市場規模を予測しました。
なお、本調査結果の詳細は、市場調査レポート 「2013-2014 スマートフォン/タブレット周辺機器・アクセサリーの市場動向調査」 (価格:120,000円(消費税別)、2013年12月17日発刊)として販売しております。
調査結果のポイントは以下の通りです。
調査結果のポイント
スマートフォン/タブレットの周辺機器・アクセサリー市場は、
◆ 2013年(推定)1,637億円
✓ ケース、保護フィルム、モバイルバッテリーで8割を占める
✓ 流通チャネル別シェアは、家電量販店が最も高く約5割を占める
✓ メーカー別シェアは、上位4社が市場の5割強を占める
◆ 2018年には2013年の約1.9倍、3千億円を超える市場を形成する
本調査で対象とした周辺機器・アクセサリーの範囲
• 周辺機器(通電商品)
充電関連(モバイルバッテリー、AC アダプタ、USB ケーブルなど)、イヤホン/ヘッドセット、Bluetooth 対応キーボード、スピーカー、ワンセグチューナー、FM トランスミッター、プロジェクター、SD カード関連(SD カード、カードリーダー/ライター)、スマートフォン連動ウェアラブル機器(歩数計、活動測定器など) など
• アクセサリー(非通電商品)
カバー/ケース、画面保護フィルム、タッチペン、スタンド、イヤホンジャック など
スマートフォン/タブレットの周辺機器・アクセサリー市場は、2013年(推定)1,637億円。
2018年には2013年の約1.9倍、3千億円を超える市場を形成する。
※ 「その他周辺機器」には、周辺機器メーカーが販売する製品の他、通信事業者が提供する
キャリア純正品(ACアダプタなどのオプション品)を含む。
※ 「その他アクセサリー」は、ケース、保護フィルムを除く非通製品を総称。(例:イヤホンジャックなど)
- 2013 年度はNTT ドコモがiPhone5s、5c 販売を開始したことで、iPhone を中心にスマートフォン加入者数が増加し、携帯電話全体の5 割以上がスマートフォンユーザーになると推測する
- スマートフォンユーザーの9割以上が周辺機器・アクセサリー製品を購入しており、消費者ニーズはより細分化している。特に、スマートフォンの機能やサービスの進化は、ユーザーの端末使用時間、データ通信使用量を増加させて、充電関連製品のニーズが拡大している。
- このような状況から、2013 年のスマートフォン/タブレット周辺機器・アクセサリー市場規模は、前年比128%の1,637 億円と推定する。
- 今後も端末市場の成長に伴い、順調に推移して、2018 年には2013年比で186%の3,045 億円規模になると予測する。
ケース、保護フィルム、モバイルバッテリーで8割を占める
流通チャネル別シェアは、家電量販店が最も高く約5割を占める
メーカー別シェアは、上位4社が市場の5割強を占める
- スマートフォン/タブレットの必需品ともいえるケース、液晶保護フィルムの売り上げが多い。また、最近のスマートフォン長時間使用の傾向からモバイルバッテリーの販売も伸びてきている。
- 流通チャネルでは家電量販店が約5割を占め、残りの5割をキャリアショップ、Web通販サイト、その他の店舗で分け合っている。
- メーカ別には、エレコム、バッファロー、テレホンリース、レイ・アウトの4社で5割強を占めている。
なお、これらの詳細は、調査レポート 「2013-2014 スマートフォン/タブレット周辺機器・アクセサリーの市場動向調査」 (価格:120,000円(消費税別)、2013年12月17日発刊)に掲載している。
調査概要
- ■ 調査対象
- 周辺機器、アクセサリーメーカー、輸入販売事業者、通信事業者、携帯電話販売事業者、キャリアショップ、スマートフォンアクセサリーショップ など
- ■ 調査内容
-
• スマートフォン/タブレット周辺機器・アクセサリー市場の概況
• 端末市場動向
• 参入事業者動向
• 流通チャネル
• 消費者購入動向
• 市場規模予測(国内) - ■ 調査手法
- 各種公開情報の収集、訪問・電話によるヒアリング調査
- ■ 調査期間
- 2013 年8 月〜12 月
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