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ビデオ会議・Web会議・音声会議の最新動向と将来予測
◆ 国内のビデオ会議/Web会議/音声会議等市場は、2013年約423億円(推定)が
2014年は450億円へ拡大。
◆ 国内市場のシェアトップは、ビデオ会議がシスコシステムズ、Web会議が
ブイキューブ、MCUはポリコム。
◆ 広義のビデオ&オーディオコミュニケーション市場は既存市場の2.7倍の
1,200億円市場に。
市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、ビデオ会議/Web会議/音声会議の最新市場動向調査を実施し、このほど、その結果をまとめました。
2004年から調査を始めて、これが第11回目の調査になります。
2010年頃からビデオコミュニケーション(ビデオ会議、Web会議、音声会議等)の業界は大きく変化し始めています。従来のビデオ会議/Web会議/音声会議等のハード・ソフト・サービス事業者主体から、クラウドコンピューティング、スマートフォン、タブレット、ソリューションサービスなど、新規事業者が目立ちます。また、キャリア、ソリューション、モバイル機器とのコラボレーションも注目されます。
本調査はビデオコミュニケーションのメーカー・ベンダー等にヒアリングを行い、また、関連する他の業界(タブレット、スマートフォン、クラウド、SNSなど)の動向も踏まえて、製品動向、市場動向、サービスの実態等を明確にしました。
なお、本調査の詳細は、市場調査レポート「2014 ビデオ会議/Web会議/音声会議の市場動向 〜ビデオ&オーディオコミュニケーションのクラウド・モバイル・サービス・UCの新しい動き〜」(2014年3月13日発刊、価格:151,200円(税込))として販売しております。
調査結果のポイントは以下の通りです。
調査結果のポイント
◆ 国内のビデオ会議/Web会議/音声会議市場は、2012年420億円(推定)が
2014年には450億円に拡大。
◆ 国内市場のシェアトップは、ビデオ会議がポリコム、Web会議がブイキューブ。
2013年は大手企業によるキャンペーンがあり、台数は伸びたが、金額は横ばいである。
[ビデオ会議メーカーシェア]
日本市場の2013年の見込みは、台数では、1位がシスコシステムズ、2位がポリコム、金額でも、1位がシスコシステムズ、2位がポリコムとなっている。
[Web会議におけるSIタイプとASPタイプとの動向]
2013年のWeb 会議の販売金額は前年107%増の108 億円であった。内訳はASPタイプが69%、SIは31%。SI タイプの上位企業は沖電気工業、NTT アイティ、パイオニアソリューションズである。ASPタイプではブイキューブ、シスコシステムズの上位は変わらないが上位2社で5割以上を占める。SIタイプとASPタイプの金額合計ではブイキューブが引き続きトップで、シスコシステムズ、NTTアイティ、ジャパンメディアシステムと続く。
[MCUの動向]
多地点接続装置(MCU)は2013年620台、41億円市場である。単価は2000年代はじめの900万円から下がっている。
◆ 潮流は、ビデオコミュニケーションからユニファイドコミュニケーションへ。
クラウドやビデオチャット市場を含めると2020年は2010年4倍に。
調査概要
- 調査対象
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<対象品目>
1.ビデオ会議(SD・従来タイプ/HD タイプ/テレプレゼンス)
2.Web会議(ASP タイプ(SaaS)/SI タイプ(オンプレミス))
3.音声会議(音声端末/マイクスピーカー・ヘッドセット)
4.接続サービス(音声会議接続サービス、映像接続サービス)
5.MCU
6.その他映像関連製品(ソリューション等)
<対象メーカー・ベンダー>
1.ビデオ会議(SD・従来タイプ/HD タイプ/テレプレゼンス)
2.Web会議(ASP タイプ(SaaS)/SI タイプ(オンプレミス))
3.音声会議メーカー(音声端末/音声サービス)
4.その他関連メーカー、ベンダー
合計52 社 - 調査方法
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直接面接及び電話取材
オープンデータの収集 - 調査期間
- 2013 年12 月5 日〜2014 年3 月15 日
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 原(はら)