市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング（本社：東京都文京区　梅田佳夫社長、以下シード・プランニング）は、このほど、ハイレゾ音楽配信ビジネスの最新動向をまとめた調査レポートを発刊いたしましたのでお知らせします。

ハイレゾ音楽配信とは、CD よりも元の信号により近いデジタルデータ（ハイレゾ音源）をインターネットで配信するサービスです。
ハイレゾ音源は、CDと同じデジタルデータですがCD規格には準じておらず、CD プレーヤーでは再生できません。パソコンで再生できますが、パソコンは本格的にハイレゾ音源を楽しむオーディオ機能は持っていませんので、別途Digital to Analog Converter を用意する必要があります。
規格面では、これまで「ハイレゾ」という用語の定義は定かではなく、各社各様に使用されていました。そこでJEITA（電子情報技術産業協会）は2014 年3 月、ハイレゾオーディオ、ハイレゾリューション、ハイレゾと呼称する場合、「CD スペックを超えるデジタルオーディオ」とすることを発表しました。

本書は、2013 年末のソニー、2014 年に入ってからのビクターの参入で俄然注目の的となったハイレゾ音楽配信の現状を調査し、今後の動向をコンパクトにまとめたレポートです。

本書のポイント、掲載例、概要は以下の通りです。

本書のポイント

■ ハイレゾ音楽配信とは何か？
ハイレゾ音源の特徴、音源デジタル化の仕組み、ハイレゾ音源のフォーマット、ハイレゾ音源の利用方法などについて、豊富な図を使い解説しています。

■ コンテンツホルダーの動向 （音楽配信サービスの動向）
これまでの高音質化への取り組み（SACD、DVDオーディオ、CD素材の変更など）状況、ハイレゾ音源を提供しているレーベルと概要、国内ハイレゾ音楽配信サービスサイト一覧とその概要、などを掲載しています。

■ オーディオ業界の動向 （ハイレゾ対応オーディオの動向）
日本の音楽配信の動向、iPodとウォークマンの動向、iPodアクセサリーの動向、iPodオーディオの動向、PCオーディオの動向とハイレゾ対応オーディオメーカーの動向を掲載しました。
掲載したハイレゾ対応オーディオメーカーは以下の4社です。
• オンキョー
• クリプトン
• ソニー
• JVCケンウッド

■ 音楽配信市場規模 （2006年〜2013年）
ハイレゾ音楽配信は、様々なコーデックで配信されている音楽配信市場の一部です。ハイレゾ音楽配信最大手のmora の参入は2013 年10 月であり、現時点では数字として出てくるほどの規模とはなっていません。本書ではハイレゾ音源の配信を含む音楽配信全体の市場を調査し掲載しました。

本書の概要

■ レポート名

ハイレゾ音楽配信の最新動向
※ 「注目サービス（クラウドWeb会議、名刺管理サービス、3Dプリンタービジネス、ハイレゾ音楽配信）の最新動向」（2014年6月12日発刊、価格：129,600円（税込））の分冊。

■ 発刊日

2014年6月12日

■ 体　裁

PDFでご提供。A4 /35ページ

■ 販売価格

43,200円（税込）

■ 発　行

株式会社シード・プランニング

■ 掲載内容

1．ハイレゾ関連ビジネスの動向
　（1）ハイレゾ音楽配信とは何か
　　　　1）ハイレゾ音楽配信への期待
　　　　2）デジタル化の仕組み
　　　　3）ハイレゾ音源のフォーマット
　　　　4）ハイレゾ音源の利用方法
　（2）コンテンツホルダーの動向
　　　　1）高音質化への取組み
　　　　2）ハイレゾ音楽配信への楽曲提供
　　　　3）旧音源からのハイレゾ化
　（3）オーディオ業界の動向
　　　　1）日本の音楽配信
　　　　2）iPod とウォークマン
　　　　3）iPod アクセサリー
　　　　4）iPod オーディオ
　　　　5）PC オーディオ
2．ハイレゾ音楽配信と対応オーディオの動向
　（1）ハイレゾ音楽配信サービス
　　　　1）ハイレゾ音楽配信サービス一覧
　　　　2）e-onkyo music
　　　　3）HQM STORE
　　　　4）OTOTOY
　　　　5）music.jpSTORE
　　　　6）mora
　　　　7）HIGHRESAUDIO.jp
　　　　8）HD-Music
　（2）ハイレゾ対応オーディオ
　　　　1）ハイレゾ対応機器
　　　　2）オンキヨー
　　　　3）クリプトン
　　　　4）ソニー
　　　　5）JVC ケンウッド
3．音楽配信市場
　（1）音楽配信全体市場
　（2）端末別音楽配信市場
　（3）サブスクリプション市場