プレスリリース

ホーム > プレスリリース > 2016年 > 5月12日発表

近刊調査レポートのご案内

2016/05/12

水素社会の事業機会研究会 公開シンポジウム 講演録
水素社会の進捗と展望
 [本書の特徴]
 水素社会に向けて国・自治体・企業・研究機関の動向がわかります。
 • 先端的な研究開発の状況
 • 事業化の方向性と課題
 • 社会受容性向上のための取り組み

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、このほど、公開シンポジウム講演録 「水素社会の進捗と展望」 を発刊いたしましたのでお知らせいたします。

シード・プランニングでは橘川武郎氏(東京理科大学大学院教授)を座長に迎えて、2015年度に水素社会の事業機会研究会を発足し、2015年7月から11月まで計4回の定例会を開催しました。

本研究会は国のプロジェクトの進捗状況や企業の動向、自治体の取り組み、法制動向などを相互に情報交換し、事業拡大や新規事業参入する妥当性について企業、自治体、研究機関等が意見交換するプラットフォームとして機能しました。

これら2015年度の活動で得られた成果を足掛かりに、水素エネルギーの更なる利用可能性を議論して、将来の事業機会を見出すため、2016年2月8日(月)に本研究会の公開シンポジウムを開催しました。

本シンポジウムでは、各界の専門家からの発題講演とパネルディスカッションを通じて、水素社会の進捗状況を確認するとともに、その展望を先端的な研究開発の状況や事業化可能性、社会受容性の観点から考察しました。

本資料は、全講演とパネルディスカッションの内容を講演録としてまとめたものです。

本書の詳細とご購入はこちら
http://store.seedplanning.co.jp/it/9084.html

本書の掲載イメージ、掲載内容は以下の通りです。

本書の特徴

水素社会に向けて国・自治体・企業・研究機関の動向がわかります。
• 先端的な研究開発の状況
• 事業化の方向性と課題
• 社会受容性のための取り組み

講演、ショートスピーチごとにその要旨と使用したスライドを掲載しています。
また、パネルディスカッションについてはその要旨を掲載しています。

掲載イメージ

掲載イメージ

掲載内容

<講演の部>

「水素社会の実現に向けた取組」

経済産業省資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 燃料電池推進室長  戸邉 千広 氏
[掲載内容]
 • 水素社会の実現に向けた視点
 • 水素・燃料電池戦略ロードマップについて
 • Power to Gasの活用について
 • ポストFITを見据えて
 • 水素・燃料電池関連予算について

「水素社会の進捗と展望~産総研の研究開発と産官連携について~」

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 再生可能エネルギー研究センター 
                    水素キャリアチーム長    辻村 拓 氏
[掲載内容]
 • 日本のエネルギー政策と水素の利活用について
  再生可能エネルギー導入の状況/再生可能エネルギー導入の課題/
  水素による再生可能エネルギーの電力貯蔵/エネルギー基本計画と
  水素・燃料電池戦略ロードマップの意義/水素発電コストの見通し/
  水素社会に向けた企業の動き
 • 産総研福島再生可能エネルギー研究所の研究開発
  水素キャリアチームについて/水素キャリアのサプライチェーン/水素
  キャリアに関する技術的課題と産官連携/水素社会の実現に向けて

<ショートスピーチの部>

「Hondaの燃料電池自動車開発と水素社会に向けて」

株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター 第5技術開発室 上席研究員
                                 守谷 隆史 氏
[掲載内容]
 • Hondaの水素事業の戦略
 • Hondaの「つくる」水素事業
 • Hondaの「つながる」水素事業
 • Hondaの「つかう」水素事業
 • FCVの普及と水素社会の実現に向けて

「東芝の地産地消型水素のエネルギー事業について」

株式会社東芝 次世代エネルギー事業開発プロジェクトチーム 統括部長
                                 大田 裕之 氏
[掲載内容]
 • 東芝の水素事業のコンセプト
 • 水素地産地消ソリューション
  H2Oneシステムの展開/H2One BCP対応モデルの活用事例/H2One
  離島・リゾートモデルの活用事例/水素地産地消ソリューションのビジネス
  チャンス/水素地産地消ソリューションの市場開拓の戦略

「横浜市における“水素社会”に向けた取組」

横浜市 温暖化対策統括本部 調整課 企画担当課長          澤木 勉 氏
[掲載内容]
 • 取り組みの背景
 • 民生分野の取組
 • 業務・産業分野の取組
 • 市民に対する普及開発
 • 横浜市の取組の特長と今後の方針

「水素社会に向けた弘前市における取り組み」

  弘前市 都市環境部 スマートシティ推進室 総括主査      羽賀 克順 氏
[掲載内容]
 • 取り組みの背景
 • 弘前型スマートシティ構想
 • 下水汚泥からの水素製造とその利活用に向けて

「市民を巻き込んだ水素社会構築に向けて」

ジャーナリスト・環境カウンセラー、NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット理事長
NPO法人新宿環境活動ネット代表理事                崎田 裕子 氏
[掲載内容]
 • 水素エネルギーに対する市民の視点
  市民不在の議論/市民のエネルギーに対する無関心
 • 市民を巻き込んだ水素社会構築の3つの課題
  リスクを含む総合的な「情報」をどう伝えるか/一方通行ではない
  「対話の場」作りをどう実現するか/市民の「参加・共創」の意識を
  どう醸成するか

<パネルディスカッション>

モデレーター: 橘川 武郎
パネリスト : 産業技術総合研究所 渡邊 純一 氏/株式会社東芝 大田 裕之 氏/
        株式会社本田技術研究所 守谷 隆史 氏/横浜市 澤木 勉 氏/
        弘前市 羽賀 克順 氏/ジャーナリスト・環境カウンセラー 崎田 裕子 氏/
        経済産業省 資源エネルギー庁 戸邉 千広
[掲載内容]
 • 水素社会に向けて、重要な論点は何か?
 • 水素社会の展望と、その実現におけるボトルネックについて
 • 自治体の役割について
 • パネルディスカッションの結び

本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 阪口(さかぐち)