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新刊調査レポートのお知らせ

2016/11/08

再生可能資源から作られるバイオ化学品市場動向の最新レポート
「グリーンケミカル市場の現状と展望【海外編】」を発刊
 • 海外のバイオ化学品開発・製造企業93社と、75種類の化合物のバイオ化状況を調査。
 • 開発状況と生産能力を化合物別、企業別に一覧化、2020年までの生産量を予測。
 • NASAの評価手法「TRL(技術成熟度)」により開発状況を評価。
 • 主要な樹脂10種のバイオ化について、製造経路、開発状況と展望、市場規模・関連情報を整理。
 • 化合物75種類、企業55社を個票にまとめ、解説。

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、このほど、市場調査レポート「グリーンケミカル市場の現状と将来展望【海外編】」 を発刊いたしましたのでお知らせいたします。

近年、植物由来の再生可能なバイオマス資源をベースに作られるバイオ化学品が注目されています。その背景には、北米のシェールガス開発の本格化があります。天然ガスの価格が下がる一方で、原油の需要が減少し、天然ガスからはとれないブタジエンなど炭素鎖3以上の化合物の供給逼迫と価格の上昇も予測されています。こうした状況をビジネスチャンスと捉え、様々な企業が化石燃料に替わるバイオマス資源の活用に取り組み始めています。

また、経済産業省は、産業構造審議会商務流通情報分科会バイオ小委員会において中間報告書『バイオテクノロジーが生み出す新たな潮流〔スマートセルインダストリーの幕開け〕』(2016年7月)を取りまとめました。小委員会はバイオエコノミーの拡大、スマートセルインダストリーによる産業構造の変革が起きると指摘し、このような領域として『化学産業プロセスからの脱却』、『生産困難な物質の生産』を挙げています。

本書では、こうした状況をふまえ、海外企業93社のグリーンケミカル事業への取り組み状況と75種類の化合物のバイオ化状況について最新動向を収集・分析しました。

(2013年発刊『世界のバイオ化学品市場総覧』の内容を充実させた更新版にあたります。)

本書の詳細とご購入はこちら
http://store.seedplanning.co.jp/item/9340.html

本書の特徴と掲載例は以下の通りです。

本書の特徴と掲載例

調査概要

• 調査対象
【グリーンケミカル市場参入企業93社】
 ・AVA Biochem
 ・Abengoa Bioenergy
 ・Alpha Chemika
 ・Amyris
 ・Anellotech
 ・Arcoy Biorefinery
 ・Avantium
 ・Bio-on
 ・BioAmber
 ・BioBTX  等
【グリーンケミカル化合物75種類】
 ・Acrylic Acid / アクリル酸
 ・Adipic Acid / アジピン酸
 ・1,3-Butadiene / 1,3-ブタジエン
 ・1,4-Butanediol / 1,4-ブタンジオール
 ・n-Butanol / n-ブタノール
 ・Caprolactam / カプロラクタム
 ・Dodecanedioic Acid (DDDA) / ドデカン二酸
 ・Ethylene / エチレン
 ・Ethylene Glycol / エチレングリコール
 ・Farnesene / ファルネセン 等

• 調査項目
企業基本情報
各企業の製法開発物質・開発状況
各企業の生産能力(2016~2020年)、製造拠点
各企業の動向
関連情報(市場規模(化学品全体市場)、用途)

• 調査方法
各種文献・オープンデータの収集・分析

• 調査機関
2016年8月~2016年10月

本書の構成

本書は以下の5部で構成されています。

総括:
開発状況・生産能力
<掲載概要>
 • 開発状況・化合物別、企業別
 • 生産能力・化合物別、企業別
総括:
樹脂別のグリーンケミカル化状況と展望
<掲載概要>
 • ポリエチレン(PE)
 • ポリプロピレン(PP)
 • ポリ塩化ビニル(PVC)
 • ポリスチレン(PS)
 • ポリアクリル酸(PAA)
 • ポリエチレンテレフタレート(PET)
 • ポリエチレンフラノレート(PEF)
 • ポリブチレンテレフタレート(PBT)
 • ポリブチレンサクシネート(PBS)
 • ポリアミド(PA)
化合物別の開発動向と展望 <掲載概要>
75種類の化合物の調査結果を個票として掲載。
開発状況、生産能力、企業動向、市場規模・関連情報。
企業動向 <掲載概要>
海外のグリーンケミカル参入企業55社の最新動向を調査し、個票として掲載。
基本情報、開発状況、生産能力、企業動向。
参考資料 <掲載概要>
化合物57種類の構造式
75種類の化合物と93社の調査結果を総括として一覧化

[掲載例] 開発状況:化合物別

[掲載例] 開発状況:化合物別

[掲載例] 生産能力:企業別

[掲載例] 生産能力:企業別
主要な樹脂10種類のグリーンケミカル化状況の個票

[掲載例]

[掲載例]
化合物75種類のグリーンケミカル化について、各企業の取り組み状況を含めて調査し、
個票に整理

[掲載例]

[掲載例]
グリーンケミカル参入企業のうち主要な55社の基本情報、開発状況、
生産能力、企業動向を個票に整理

[掲載例]

[掲載例]

本書の概要

レポート名
グリーンケミカル市場の現状と展望【海外編】
発刊日
2016年10月26日
体裁
A4 / 243ページ
発行
株式会社 シード・プランニング
価格
書籍版またはPDF版 162,000円(税込)
書籍+PDF セット版 194,400円(税込)
目次
1. 総括:開発状況・生産能力
  1.1. 開発状況:化合物別
  1.2. 開発状況:企業別
  1.3. 生産能力:化合物別
  1.4. 生産能力:企業別
2. 総括:樹脂別のグリーンケミカル化状況と展望
  2.1. ポリエチレン(PE)
    2.1.1. 製造経路
    2.1.2. 開発状況と展望
    2.1.3. 市場規模・関連情報
  2.2. ポリプロピレン(PP)
  2.3. ポリ塩化ビニル(PVC)
  2.4. ポリスチレン(PS)
  2.5. ポリアクリル酸(PAA)
  2.6. ポリエチレンテレフタレート(PET)
  2.7. ポリエチレンフラノエート(PEF)
  2.8. ポリブチレンテレフタレート(PBT)
  2.9. ポリブチレンサクシネート(PBS)
  2.10. ポリアミド(PA)
3. 化合物別の開発動向と展望 (75種類の個票を掲載)
4. 企業動向 (55社の個票を掲載)
5. 参考資料
  5.1. 構造式
本件に関するお問合せ先
株式会社シード・プランニング
〒113-0034
東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル 4F
TEL : 03-3835-9211(代) / FAX : 03-3831-0495
E-mail : info@seedplanning.co.jp
担当 : 森本(もりもと)