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新刊のお知らせ
ゲノム医療の現状と将来展望
[本書のポイント]
がんの個別化医療、プレシジョン・メディシンの実現を目指した産学官の取り組み状況と
ビジネス動向をこの一冊に凝縮
→ 国内におけるゲノム医療の実用化に向けた政府・大学・企業の取り組み状況と
課題がわかります
→ ゲノム関連ビジネスの現有市場規模がわかります
→ 関連ステークホルダのビジネスの将来展望がわかります
市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、このほど、市場調査レポート 「 ゲノム医療の現状と将来展望 ~がんの個別化医療、プレシジョン・メディシンの実現を目指した産学官の取り組み状況とビジネス動向~ 」 を発刊しましたのでお知らせいたします。
米国ではがん患者を対象に網羅的な遺伝子情報を活用した診療が、医療機関や民間企業により展開されています。国内では医療制度などの違いからから、このようなゲノム医療の取り組みは遅れをとっているのが現状ですが、2015年には実際の患者を対象とした自由診療の枠内で、がんの網羅的な遺伝子検査が国内の大学病院において開始されました。また、マルチプレックス診断薬の国内での実用化に向けた臨床研究が、国立がん研究センターを中心としたSCRUM-JapanやTOP-GEARといったプロジェクトにおいて進行中です。
今後、国内において個別化医療を目的としたゲノム医療を実現化していくためには、検査の質の担保、診療体制の構築、個人情報保護に関する法制度など、幅広い視点での整備が求められています。これらの課題解決に向けた議論は、厚生労働省が事務局を務める「ゲノム情報を用いた医療等の実用化推進タスクフォース」を中心に行われました。
これらの議論を踏まえ、遺伝子関連検査の品質・精度確保に向けて医療法と臨床検査技師等に関する法律が改正される見込みです。さらには超党派の国会議員によるゲノム医療の法制化に向けた動きもあります。
このような背景を踏まえ、本書をとりまとめました。
http://store.seedplanning.co.jp/item/9535.html
本書のポイント、掲載例、調査概要、本書の概要は以下の通りです。
本書のポイント
本書には以下の内容を掲載しました。
章建て | 掲載内容 |
総括 |
1)ゲノム医療に関する主な経緯 2)がんゲノム医療の現状と方向性 3)ゲノム医療の実現に向けた方向性 4)クリニカルシーケンスの臨床実装の実現性 5)がんのゲノム医療における検査技術・バイオマーカーの位置付け 6)ゲノム関連ビジネスの国内市場規模 7)業界別の現状および方向性 |
ゲノム医療の概要 |
1.本書の調査対象・範囲 2.ゲノム医療における検査目的 3.利用される診断・技術プラットフォーム |
第1章 ゲノム医療/ビジネスを取り巻く現況 |
1-1.政府・省庁などの取り組み 1)ゲノム医療の議論に関する経緯 2)個人情報保護法改正におけるゲノム情報の取扱い 3)ゲノム関連の研究予算 4)AMEDにおける研究支援 5)厚生労働省におけるゲノム医療に関する検討 6)次世代シーケンサーの薬事承認に向けた規制動向 7)保険収載の現状と方向性 1-2.主な関連学会・団体の主な動向 1)日本臨床検査薬協会など3団体の提言 2)遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構 1-3.米国の動向 1)オバマ政権によるゲノム医療関連プロジェクト 2)がんクリニカルシーケンスに関する現状 |
第2章 がんクリニカルシーケンスの展開状況 |
1)国内におけるがんクリニカルシーケンスの展開 2)自由診療で展開されている主ながんクリニカルシーケンス 3)臨床研究で展開されている主なクリニカルシーケンス 4)実臨床での利用を目的としたクリニカルシーケンスの事例 |
第3章 民間企業におけるゲノム関連ビジネスの動向 |
3-1.分析装置・診断薬 3-2.臨床検査受託 3-3.受託解析サービス 3-4.CRO 3-5.IT関連企業 3-6.DTC遺伝子検査サービス |
第4章 インタビュー結果 |
インタビュー実施対象 インタビュー結果のまとめ インタビュー内容詳細 • がんクリニカルシーケンスに関連する研究者、有識者6名 • 遺伝子解析/診断薬企業 2社 • IT関連ベンチャー 2社 |
第5章 ゲノム医療の市場動向と将来展望 |
5-1.国内がん患者数の動向 5-2.がん種別の治療の実際 5-3.がんクリニカルシーケンスの現状 5-4.主な臨床研究・治験 5-5.バイオマーカー開発の現状 5-6.リキッドバイオプシーの開発状況 5-7.ゲノム医療関連の規制動向とビジネス展開の方向性 5-8.ゲノム医療関連ビジネスの市場動向 |
第6章 参入企業の事業概要 |
6-1.分析装置・診断薬企業・・・7社掲載 6-2.臨床検査受託企業・・・4社掲載 6-3.受託解析企業・・・4社掲載 6-4.CRO・・・2社掲載 6-5.IT関連企業・・・9社掲載 |
第1章から第3章にかけて、政府・大学(学会含む)・企業の取り組み状況と課題を掲載しました。
また、第4章では、「がんクリニカルシーケンスに関連する研究者、有識者6名」、遺伝子解析/診断薬企業 2社」、「IT関連ベンチャー 2社」にインタビューを行い、その詳細を掲載しています。
第6章には、参入企業26社の事業動向、主な関連製品などを個票として掲載しています。
第5章に掲載しました。
第5章に掲載しました。
調査概要
- 調査方法
- 公開情報、文献調査、訪問ヒアリング
- 調査対象
-
がんクリニカルシーケンスに関連する研究者、有識者6 名
遺伝子解析/診断薬企業 2 社
IT 関連ベンチャー 2 社 - 調査期間
- 2016 年9 月〜2017 年3 月
本書の概要
- レポート名
-
ゲノム医療の現状と将来展望
〜がんの個別化医療、プレシジョン・メディシンの実現を目指した産学官の取り組み状況とビジネス動向〜 - 発刊日/体裁
- 2017-04-14 A4 / 243ページ
- 販売価格
-
書籍版またはPDF版 151,200円(税込)
書籍+PDFセット版 172,800円(税込) - 目次(概要)
-
詳細は
http://store.seedplanning.co.jp/item/9535.html
を参照されたい。
総括
ゲノム医療の概要
第1章 ゲノム医療/ビジネスを取り巻く現況
第2章 がんクリニカルシーケンスの展開状況
第3章 民間企業におけるゲノム関連ビジネスの動向
第4章 インタビュー結果
第5章 ゲノム医療の市場動向と将来展望
第6章 参入企業の事業概要
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