※ デジタル治療（DTx）があまり知られていないため、デジタル治療（DTx）の考え方を示し、認知を促したのちにアンケートを実施

市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング（本社：東京都文京区　梅田佳夫社長、以下シード・プランニング）は、注目のデジタル治療（Digital　therapeutics：DTx）について、医師と患者の双方に調査を行い、このほどその結果を取りまとめ、市場調査レポートとして発刊いたしましたのでお知らせいたします。

デジタル治療（DTx）とは、医師の管理下で患者自身が使用する治療目的のプログラムであり、疾病の予防、診断・治療等の医療行為を、デジタル技術を用いて支援または実施するソフトウェア等を示します。近年、製薬関連市場においては、医療ニーズの多様化や人工知能等の技術革新、行政の規制緩和を背景に、スタートアップ企業等によるオンライン診療支援や保険償還を目的とした治療用アプリの開発が進むなど、医療とデジタルが融合した新たな市場が形成されつつあります。

米国では2010年に、WellDoc社の2型糖尿病患者向け治療支援アプリ「Bluestar®」が米国食品医薬品局（FDA）の承認を得て保険償還されました。日本においては、2020年8月にCureApp社が開発するニコチン依存症治療アプリが、厚生労働省より正式に薬事承認されました。

第3の治療法とも表現されるDigital therapeuticsが市場拡大の兆しを見せるなか、本調査では、実際にDigital therapeuticsを処方・利用することになる医師と患者にアンケート調査を実施し、既存の治療・薬剤処方・服薬指導等における課題とデジタル化へのニーズを把握するとともに、Digital therapeuticsの受容性を検証して、当該市場を展望しました。

http://store.seedplanning.co.jp/item/10736.html

本調査のポイント、本書の構成、掲載例は以下の通りです

本書の構成

掲載事例

調査概要

調査対象

• 内科系の診療科を中心に病院・診療所で勤務する医師200名
• 成人で過去3年以内に医療機関受診歴があり、スマートフォン保有の患者520名

調査内容

• （医師編）回答医師の属性、現在の診療状況、デジタル治療について
• （患者編）回答者の属性、過去3年以内の受診状況、デジタル治療について
• （参考）米国、欧州、日本におけるデジタル治療(Digital therapeutics)の最新動向

調査方法

• Web アンケート調査
• 公開情報・文献調査

調査期間

2020年5月〜6月 （Webアンケート調査は2020年5月下旬〜6月上旬）

本調査結果を掲載したレポートの概要

レポート名

デジタル治療（Digital therapeutics：DTx）の受容性と将来展望 2020

発刊日

2020-06-30

体裁

A4 /217ページ

発行

(株）シード・プランニング

販売価格

書籍版　　　　　　　　198,000円(税込)
書籍+PDF セット版　　220,000円(税込)

概要目次

概要は「 本書の構成 」の項を参照
詳細は、本書HP（ http://store.seedplanning.co.jp/item/10736.html ）を参照