市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング（本社：東京都文京区　梅田佳夫社長、以下シード・プランニング）は、世界のオーファンドラッグの開発動向に関する調査を行い、このほどその結果をまとめましたのでお知らせいたします。

ゲノムを始めとする生体分子やネットワークの研究が進み、ビッグデータやAI等を用いた創薬技術の進展の中で、かつての「シーズ発展型の創薬」から、「ニーズ実現型の創薬」へと研究トレンドが変化しつつあります。特に、希少疾病・難治性疾患を対象とする創薬が注目されています。

従来、オーファンドラッグの研究開発を行うにあたっては、患者数の少なさや標的分子の探索の難しさ、臨床試験の困難さなどから、技術的にも経済的にも対応することが難しい状態でした。

そのような中、30年以上前より、米国、EU、日本をはじめとする新薬開発先進国でのオーファンドラッグ開発優遇施策が根気強く続けられ、また効果の高いNME創薬の環境が整ってきたことなどから、近年その数も増えつつあります。例えば、米国の2020年承認のNMEに占めるオーファンドラッグの割合は58.2％に達しています。

本書は、創薬研究のターゲットとして注目されている希少性疾病・難病性疾患領域の創薬の動向についてグローバルな視点でまとめました。

http://store.seedplanning.co.jp/item/10988.html

本書の構成、市場動向、掲載例、調査概要は以下の通りです。

本書の構成

掲載例　

調査概要

調査対象及び調査項目

◆ 日米欧の希少疾患に対する考え方とオーファンドラッグ開発に関する歴史と法的規制
◆ 日米欧のオーファンドラッグ開発動向・臨床試験数
◆ 日米欧のオーファンドラッグ指定・承認数推移
◆ オーファンドラッグのトレンド
◆ 注目ベンチャー企業、グローバル製薬企業、国内製薬企業のパイプライン、取組・承認状況
◆ 日本のオーファンドラッグ研究開発に対する支援体制と活用

調査方法

◆ 公開情報収集（行政機関・企業のウェブサイト・プレスリリース、IR 情報）、など
◆ ヒアリング（国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 難治性疾患研究開発・支援センター）

調査期間

2020 年 12 月〜2021 年 5 月

レポート概要

レポート名

世界のオーファンドラッグ開発動向　2021
〜　創薬の疾患ターゲットの中心はオーファン疾患に　〜

発刊日/体裁

2021年6月11日/A4 247ページ（書籍版、PDF版）
　　　　　　　　　　　　　　　データ編（別売、CD-R）

販売価格

書籍版またはPDF版: 198,000円(税込)
書籍+PDF セット版: 220,000円(税込)
書籍版またはPDF版＋データ編 253,000円（税込）

掲載内容

「 本書の構成 」を参照

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