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地域包括ケアシステムの背景と将来展望 〜新たな医療・介護ビジネス創生のチャンス〜
2012年度 医療介護共同研究会[地域包括ケアシステム研究会] 特別講演の概要
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団塊世代が75歳以上となる2025年は、自己負担分を含めた医療・介護費用が83兆円にもなると言われています。高齢者人口が増加し、生産人口が減少する中で、限られた財源と医療・介護資源をいかに組み合わせ、持続可能な社会を築いていくかが喫緊の課題であり、2025年を目途として「地域包括ケアシステム」の構築が進められています。診療報酬・介護報酬の同時改定が行われる2012年は、 「地域包括ケアシステム」が実質的にスタートする年となります。
一方、新たな制度への変更は、民間における新ビジネス創生の最大のチャンスです。安定的な事業創生には、目先の報酬改定に左右されず、改定の背景や長期的な方向を十分に理解する必要があります。
このため、シード・プランニングでは、2012年度医療介護共同研究会[地域包括ケアシステム研究会] 特別講演として、地域包括ケアシステムの背景と将来展望について、慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科教授 田中滋先生にご講演いただくこととしました。
なお、シード・プランニングとしては、日本の高齢化問題解決のためには医療・介護分野で活躍される皆様に地域包括ケアシステムを徹底的に理解していただくことが重要と考え、無料で開催することとしました。
特別講演の詳細
14:00〜17:00(質疑応答、休憩含む)
【講演】
地域包括ケアシステムの背景と将来展望
―新たな医療・介護ビジネス創生のチャンス―
慶應義塾大学大学院 経営管理研究科教授
田中 滋 先生
講師プロフィール
田中 滋 先生
日本ヘルスサポート学会理事長、日本介護経営学会会長、医療経済学会理事、日本ケアマネジメント学会理事、「社会保障審議会 介護給付費分科会」委員および同「調査実施委員会」座長、「社会保障審議会医療部会」部会長代理、中央社会保険医療協議会「医療機関のコスト調査分科会」および「消費税分科会」会長、全国健康保険協会運営委員長。
1971年慶應義塾大学商学部卒業、1975年大学院商学研究科修士課程、1980年同博士課程単位取得退学、この間、1975〜77年ノースウエスタン大学経営大学院修士課程修了。1977年 大学ビジネス・スクール助手、1981年大学院経営管理研究科助教授、1993年より現職。
主要著書・論文
『介護イノベーション』(第一法規出版, 2011)
「医療と経済」『現代経済事情』(培風館, 2011)
『会社と社会を幸せにする健康経営』共編著(勁草書房, 2010)
『MBAの医療・介護経営』共編著(医学書院, 2009)
「ケア産業論」『ケアを実践する仕掛け』所収(岩波書店, 2008)
『ヘルスサポートの方法と実践』編集(東京大学出版会, 2007)
『医療経済学の基礎理論と論点』編著(勁草書房、講座医療経済・政策学第1巻, 2006)
『保健・医療提供体制』編著(勁草書房、同講座第3巻, 2006)
『医療制度改革の国際比較』編著(勁草書房、同講座第6巻, 2006)
会場へのアクセス
■秋葉原UDXシアター(秋葉原UDX 4階)
所在地:〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1
JR 秋葉原駅 電気街口より 徒歩2分
つくばエクスプレス 秋葉原駅 A3出口より 徒歩3分
東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 2番出口より 徒歩4分
東京メトロ銀座線 末広町駅 1番または3番出口より 徒歩3分
「2012年度 医療介護共同研究会[地域包括ケアシステム研究会] 特別研究会」は無事終了いたしました。多数のご参加をいただき、誠にありがとうございました。