平成27年度介護報酬改定から見える介護市場の潮流

介護保険制度の始まりから15年目を迎え、団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けての地域包括ケアシステム構築が急がれる中で、医療と介護が一体化された改革が進んでいます。9年ぶりの介護報酬のマイナス改定は市場にどのような影響を与えるのか？また、強化される在宅療養、介護予防・日常生活支援総合事業のスタートによる多様なサービス提供者の登場が、シニア層の日常をどのように変えるのか？　一般社団法人シルバーサービス振興会　企画部長・総務部長の久留善武氏にご講演いただきます。

大学卒業後、株式会社クラレにおいて介護ショップの事業化を皮切りに、株式会社三菱総合研究所において介護・医療分野を担当。明治生命グループ（現明治安田生命保険相互会社）において、介護および医療分野を担当、２事業会社を設立。2007年10月セントケア・ホールディングに入社、新規事業開発ならびに訪問看護事業部門の責任者として、新規保険会社の設立や、最大規模の訪問看護ネットワークを構築。1998年には「医療・介護・健康・社会保障全般に関する知識習得、事業戦略を前向きに研究すること」を目的とした「医療介護共同研究会」を設立、現会長。