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在宅医療分野ビジネスの創生

研究会の概要

テーマ 在宅医療分野ビジネスの創生
開催日・時間 2010/06/17(木) 14:00〜
会場 株式会社シード・プランニング 東京本社 セミナールーム

研究会の詳細

14:00〜14:45

【講演】
米国メディスンショップと在宅大手セントケアとの提携による高齢者向け薬局戦略

講師
メディスンショップ・ジャパン株式会社 専務取締役
金 宇烈 氏

日本の調剤薬局のビジネスモデルは病院やクリニックの門前に立地し応需する処方せんを来局者に単に渡すという医療機関の補完材、そして立地依存的な属性を強く帯びながら成長してきました。しかし、高齢社会が進展している現状を考慮すると地域住民が気軽に利用できる医療機関としての薬局機能の限界、薬剤師としての職能の限界に来ていることは否めません。そこで地域住民が心身の健康を保っていくことをサポートする店舗として、薬局の機能拡大を図りつつ、その1つとして在宅で療養している高齢者にどう向き合っていくかについて、メディスンショップの取り組みをご説明

14:45〜15:30

【講演】
終末期専門の訪問看護ステーションの展開とノウハウ

講師
セントケア・ホールディング株式会社
ターミナル専門訪問看護ステーション管理責任者・認定看護師
吉井 朋代 氏

終末期の在宅療養のポイントは、「症状の緩和」「途切れない医療」「家族教育・支援」「チームケア」です。訪問看護師は、医療と生活支援の両方の視点から患者・家族の望む生活をプロデュースします。終末期患者の在宅療養を支える訪問看護の役割を、事例をもとにお話します。

15:45〜17:00

【講演】
在宅医療と緩和ケアにおける医療連携

講師
要町病院 副院長
要町ホームケアクリニック 院長
吉澤 明孝 氏

日本の緩和ケアの第一人者の一人として、 さまざまな患者の疼痛管理、精神的ケア、在宅医療などを担当。自ら巡回診療を行う在宅医療現場の事例を交え、以下を解説。

  • 在宅医療の現場とは(動画を交え説明)
  • 在宅緩和ケアの目的
  • 緩和ケアにおける入院と在宅の違い(法律を含む)
  • 在宅緩和ケアにおける多職種[医療―看護―介護]連携の必要性
  • 新たな医療連携モデル「在宅医療拠点病院モデル事業(東京都)」について

本回の医療介護共同研究会は無事終了いたしました。多数のご参加をいただき、誠にありがとうございました。