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BOPセミナー
アジアにおけるBOPビジネス
〜社会インフラと新たな市場創出〜
『BOPセミナー』
日時:2010/07/27(火) 講演15:15〜17:40 懇親会 17:50〜19:15 (開場14:45)
一人あたりの年間所得3,000ドル以下の貧困層を対象としたBOP(The Base of the pyramid)市場は、世界的な市場規模が5兆ドル、対象人口は40億人とも言われています。その中でも、アジアの占める割合は大きく、中国、バングラディッシュ、インドをはじめとする市場は3兆4700億ドル(IFC and WRI/2007“THE NEXT 4 BILLION”)というデータが発表されています。本セミナーでは、日本企業にとって重要な市場となるアジアでのBOPビジネスについて、市場調査からビジネスとしての展開までを事例を交えてお届けします。
セミナー詳細
15:15〜16:25
【講演】
BOPのモデル化と成功要因
上智大学 国際教養学部 国際教養学科
岡田 仁孝 教授
- なぜBOPなのか?(持続可能性やグローバル化からの討論)
- BOPにおける重要な要素〜分析的アプローチ
- BOP ケーススタディ
16:35〜17:40
【講演】
インド農村部における「ソーラーランタンプロジェクト」
事業化に関するフィジビリティ・スタディ
NPO法人 ガイア・イニシアティブ 事務局長
藤田 周子 氏
- インド農村部BOP層の現状
- F/S調査で見えてきた可能性と課題
- インドと日本、企業とNGOの協働を考える
17:50〜19:15
懇親会
講師プロフィール
岡田 仁孝(おかだ よしたか)氏
1981年米国ウィスコンシン大学マディソン校にてPh.D.(経済社会学)を取得。1991年国際大学国際関係学研究科教授。1994年上智大学比較文化(現国際教養)学部教授。2002年比較文化研究所長。2009年国際教養学部長。世界銀行、国連大学、ウィスコンシン大学日米欧比較研究プロジェクト等の国際的な研究活動が多い。2002年からOxford University Press発行のSocio-Economic Reviewの編集委員。2003年から2006年まで国際学会Society for Advancement of Socio-EconomicsのExecutive Council Member。客員教授として米国ウィスコンシン大学マディソン校、英国ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、ドイツ国マックス・プランク研究所(ケルン)、カナダ国カールトン大学、ビクトリア大学、フィンランド国Helsinki School of Economics and Business、 インドネシア大学、フィリピン国デラサール大学、Asian Institute of Management等で研究と教育活動に従事。
藤田 周子(ふじた ちかこ)氏
2005年米国エール大学森林環境大学院にて環境マネジメント修士号を取得(産業環境マネジメント専攻)。1997-2002年外資系コンサルティング会社、2005-2007年国内電機メーカー に勤務。 2007年ガイア・イニシアティブ創設時よりの中核メンバーであり事務局長。
2008年6月ソーラーランタンプロジェクト開始。インド・エネルギー資源研究所(TERI)やバルティ財団等現地ネットワークを生かし活動。2010年1月には、平成21年度経済産業省委託事業「BOPビジネスに関する現地F/S調査」を三洋電機と共同でインド北部にて実施。日本企業のインド進出・BOPビジネス創出を支援する。
BOPセミナーは無事終了いたしました。多数のご参加をいただき、誠にありがとうございました。