中国医薬品産業ビジネス・セミナー

　経済的にも国の生き残りをかけて党・行政主導による産業構造の未来に向けた改造に向かっている中国。医薬品産業においては、過去数年、ジェネリックの事業環境に大鉈が振るわれ、且つ、新薬の研究開発の推進に向けて重点的な梃入れ政策が打たれています。
　そのような中国における医薬品産業を取り巻く激動が渦巻く今、中国の医薬品企業は、どのような企業戦略でこの環境を乗り越えようとしているのでしょうか？ さらに、中国の政策・規制環境は将来、どちらに向かっていくのでしょうか？ 今後、日本の医薬品企業が中国とどのように向き合っていったらよいかを考えていただくために、一石を投じたいと思います。

元日本製薬工業協会・会長。1960年、東京大学農学部農芸化学科を卒業。同校で農学修士、農学博士。研究畑出身であるが、米国支社社長などを経て、1999年藤沢薬品工業の社長に就任。山之内製薬との合併に踏み切り、2005年アステラス製薬を誕生させた。

中国生まれ。第四軍医大学卒後、米国留学。北京航空医学研究所（M.D.&Physician）、米国ライト州立大学で予防医学プロジェクト等に参画後、産業界に転じる。カナダ、中国のライフサイエンス企業関連企業を経て、四環製薬の事業開発部門の責任者に就任。その後、NewMed International consulting （カナダ）を設立、四環製薬の事業戦略顧問を務める傍ら、中国と欧米間のライフサイエンス分野での事業提携を推進。

台湾生まれ。アステラス製薬の中国子会社にてプログラフ等の新薬の開発、マーケティングを手掛けた後、中国アステラス製薬のCEOとして活躍。同時に、RDPAC（中国外商投資企業協会・薬品研究開発業界委員会）理事長として、薬事規制問題等を含め様々な業界問題について中国政府と折衝。現在、RDPACの特別顧問を務めながら清華大学研究員として、国家薬品監督管理局に政策具申の立場にある。

大阪生まれ。川本バイオ・ビジネス弁理士事務所（東京）所長、上海大邦法律事務所顧問。新薬の知財・契約スキーム立案・構築、契約書起草・ネゴを専門。

京都生まれ。奈良先端科学技術大学院大学 特任教授、ラクオリア創薬代表取締役。