セミナー/フォーラム

ホーム > セミナー/フォーラム > 近未来映像情報フォーラム > 2007年度 > 第6回

「情報通信法」構想が問いかけるもの

フォーラム概要

テーマ 「情報通信法」構想が問いかけるもの
開催日・時間 2008/02/04(月) 15:30〜19:00
会場 株式会社シード・プランニング セミナールーム

フォーラム詳細

15:30〜

【調査報告】
日本のデジタル放送の普及シナリオ[2007-2008]
−業界関係者アンケート集計結果より−

報告者
株式会社シード・プランニング エレクトロニクス・ITチーム 主任研究員
   両方 敦子

16:00〜

【特別講演】
「情報通信法」構想が問いかけるもの

講師
立教大学 社会学部メディア社会学科 准教授
   砂川 浩慶 氏
Part1. 放送法改正とアナログ停波
−放送法改正の背景
−2011年7月にアナログ停波は実現するか
−IP再送信、セーフティネット対策の効果
−放送法改正で大きく変わること
Part2.竹中懇談会の宿題
−NHK受信料の義務化と経営改革
−情報通信法(仮称)への流れ
−残ってしまったNTT問題
Part3.情報通信法(仮称)とは
−「通信・放送法制の抜本的再編」のポイント
−9つの法律の1本化することの問題点
−放送局のビジネスはどう変わるか
−多くのトライアルと新しいビジネスの可能性
Part4.通信放送融合ビジネスにむけて
−ネットとテレビの関係
−コンテンツ流通の変化
−動画投稿サイトの日米比較

18:00〜

懇親会

講師・参加者の情報交換会
※近隣のお店にて

講師プロフィール

砂川 浩慶 氏

1986年3月、早稲田大学教育学部 社会学科社会科学専修 卒業
1986年4月 から2006年3月まで、社団法人日本民間放送連盟 企画部(放送担当・地上デジタル放送担当)、著作権部、デジタル推進部などで、放送制度、地上デジタル放送やコンテンツ流通をめぐる政策について実務面を担当。
2006年4月、立教大学社会学部 メディア社会学科 助教授、2007年4月より准教授、現在に至る。

[所属学会]
日本マスコミュニケーション学会、情報通信学会、災害情報学会に所属。

[主要研究テーマ]
放送を中心としたメディア制度・政策論、ジャーナリズム、コンテンツ流通。

[主な論文等]
  • 「地上テレビ放送のデジタル化」放送ハンドブック 日経BP社 2007.4
  • 「デジタル時代の著作権」<後編> IP"放送"をめぐる同床異夢 放送批評懇談会 GALAC 角川書店 9月号 2006.8
  • 「デジタル時代 どうすりゃいいのか?著作権」 <前編> 放送批評懇談会 GALAC 角川書店 8月号 2006.7
  • 地上デジタル放送 (社)日本民間放送連盟 編 日本民間放送年鑑 2005 コーケン出版 2005.11
  • マス・メディア界の現状と将来(放送) 早川善次郎 編 マス・コミュニケーション概説 学文社 2004
  • 「知」が生み出す「財」 水越伸・NHK「変革の世紀」プロジェクト 編 NHKスペシャル 変革の世紀(1) 市民・組織・英知 NHK出版 2002
  • 「"変わるNHK"と民放」、「民放・NHK併存体制の意義」 (社)日本民間放送連盟 編 民放放送50年史 2001.11
  • 放送の未来 アエラムック「新マスコミ学がわかる」 朝日新聞社 74号 2001.10
  • 放送制度の現状と課題 舟田正之 編 放送制度の現代的展開 有斐閣出版 2001
  • 番組流通と放送著作権 菅谷実・中村清 編 放送メディアの経済学 中央経済社 2000